お客様について

買おうと心が動いたワケ

以前から足に合う靴がなく、良い靴はないかと探していました。
最近、いつも買うのは、足に負担がかからないと表示してある商品なのですが、合う靴にまだ出合えていません。

今回、出張先で少し時間ができたため、靴を買おうといろいろな靴店を覗いてみました。

ファッション性を重視すると足が痛い。
販売員の方から、最初は少し痛くても、馴染んできますなどと言われても、今まで、馴染んでこなかったのです。
(変な言い回しですが、今まで、販売員の方が言うことを信じて失敗してきたのです)

ある店の前で、「足に優しい」というような文面が書かれたポスターが大きく貼り出されていたので、
足を止めました。
しばらくその文面を読んでいると、販売員が寄ってきて、
「当店の靴の特徴は〜」
とさりげなく話し始めました。
私にとっては、今まで買った靴よりは、相当高い価格だったため、買う気はなかったのですが、
足に良い靴に出合うことも念願のこと。

その販売員の方が、
「履くだけでもいかがですか」
と言われたので、
「今、いろいろと歩き回って足が痛い状態で、履いても靴の良し悪しが判断できないんです」
と、少し買わされるだろう雰囲気を敬遠するような言い方をすると、
「そうですね。ファッション性を重視するとなかなか足に合わず、履き心地を重視すると、
 ファッション性が乏しくなり……、その中間を狙ったタイプなのです。
 お客様は、オーソドックスなタイプの靴がお好みでいらっしゃいますか」
と、こちらの話を聞いている様子は踏まえながらも、次の話に展開。

そして、その販売員は、靴の説明をしながら、3足ほど持ってきました。
履いて見ると、けっこう楽な感じを受けました。
「お客様の足は、〜」
などと、今度は靴を履いた時の説明を行いました。
そして、その3足それぞれの足への負担の違いを教えてくれました。

「となると、足に負担がよりないのは、こちらのタイプですね」
と聞くと、
「そうですね。こちらですと、〜」
と、また話が深まります。

この間のこちらの気持ちは、
『どうしよう。なかなか合う靴にめぐり合うことができない。高いけど、購入しようかな』
と、悩みながらも購入への気持ちが強くなります。

「買います。カードですがよろしいですか」
「はい、大丈夫です」

そしてカードを渡し、それを返却してもらう時、
「筒木様、お待たせいたしました」
とカードに書かれている名前を呼んで返却してくれました。

また、もしよければ顧客カルテを、と言われたので記入すると、
「あ、愛知県でいらっしゃるのですか」
「はい、今日は、仕事で」
「よくこちらには来られるのですか」
と情報収集。

その後、
「わたしも、しばらく名古屋に住んでいたことがあるのです」
「え〜、どこですか」
と話が弾みました。

そして
「いこまいとか、名古屋弁を思い出します」
とその販売員。

その後、アフターフォローの話が展開されました。

話の進め方がうまい。
押し付けられた感じもせず、他のお客様の接客を同時に進めながら、1人も逃さない対応は、
見ていて勉強させられました。


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