心遣い・コミュニケーション

一粒の飴

先日、郵便局に行った時のことを書いてみたいと思います。

郵便物を出した後に、
「もしよろしければ、お好きなものをどうぞ」
と渡されたのが、飴が入った入れ物。

1つ取って、思わず、
「ありがとうございま〜す」
と笑顔で言ってしまいました。


郵便物の受付カウンターのところで、3〜4名の人が並んでいました。
対応してもらった後、
「ありがとうございます」
とお客様からの声が聞こえてきます。

だいたいが、局員側が
「ありがとうございます」
と言うのが普通で、
客側が、そんなに明るい声で
「ありがとうございます」
というのは、なかなかありません。

ですが、並んでいた人全員が、明るい声で「ありがとうございます」と言っている。


『なぜ』

そんなことを感じながら自分の番が来て、その意味がやっとわかりました。
飴をもらうなど、思いがけないことだったからです。

渡し方も、
「よろしければお好きなものを」
だけではなく、もう一言ありました。

それは、
マスクをしていて、少し咳をしたのですが、その様子を見てか、
「のど飴もあります。下のほうかな〜」
と言われたのです。

業務をして
「ありがとうございました」
だけではなく、ちょっとした会話ができ、何となく温かい気持ちになりました。

カウンターに飴が置いてあり、「ご自由に」と書かれている場合は、なかなか取り難いもの。
ですが、一言「いかがですか」という言葉があるだけで、コミュニケーションが取れます。

また、もう一言、こちらの状況を踏まえての声がけがあると、ぐっと心が通います。


飴が1つのきっかけになっていますが、
会話がある・なしで、こんなに気持ちの変化があるものなんだと感じた一件でした。


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