心遣い・コミュニケーション

理由と言い訳

先日、友人と一緒に飲食店に行きました。
よく利用する店で、接客者とは顔見知りです。

昼ごろだったせいか、忙しい時間帯でした。

こちらは、さほど急いでいなかったので、
「こちらの案内は、後でいいので、他のお客様を優先してください」
と、顔見知りの接客者に声を掛けました。

その接客者は、
「はい」
と言って、他のお客様の案内にすぐに入りました。

その後、傍に来て、
「今日は、いつもより忙しくて」
と声を掛けてくれました。


案内が遅くなることに対して、
その理由として、今日はいつもより忙しいということを言ったのでしょう。
ですが、もしこちらの気持ちを察してくれたなら、

「お気遣いありがとうございます」

の声掛けのほうが良かったのではないでしょうか。
今日は、いつもより忙しいなどと言われると、なんだか言い訳に聞こえてきました。

こちらとしては、店のためにと気遣ったつもり。
忙しい、忙しくないということが聞きたいわけではないのです。

もし、忙しいということを言うのであれば、

「お気遣いありがとうございます」

の後に言えば、言い訳に聞こえてこなかったのかもしれません。


満席の店に行って、
「只今、満席でございます。恐れ入りますが、しばらくお待ちいただけますでしょうか」

などと言われると、待たなければならない理由を言われたように感じます。

どういうタイミングで、どう言ったかで、
「理由」にも「言い訳」にも聞こえるものだと一緒にいた友人と話をしました。

人の振り見てですが、
説明をしているようで、言い訳をしている自分への気付きをさせていただいた一件でした。


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