言葉遣い

接客八大用語(4)

前回のテーマ「接客八大用語」の番外編です。

今回は、それぞれの話法について、少し違う角度から説明いたします。

まず「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」について。
これらの言葉を使用していない店があります。
その代わりに「お帰りなさい」「行ってらっしゃい」を使うケースなどがそれにあたります。
自店を家とたとえ、来られた時に「お帰りなさい」、店を出られる時に「行ってらっしゃい」と言います。
お客様を家族としてとらえた話法の一つです。

また、「いらっしゃいませ」を言わずに「こんにちは」「こんばんは」と挨拶言葉で迎える店もあります。
お客様に対してフレンドリーな対応をしたいという意図のようです。

また「ありがとうございました」という言葉を一切使用しない店もあります。
全て「ありがとうございます」と現在形での対応です。「ありがとうございました」と過去形を使うと、今日でお客様との関係が切れてしまう感じがするからだと、従業員に説明しているところがあります。

次に「少々お待ち下さいませ」ですが、「しばらくお待ち下さいませ」という言葉を使用している店があります。
「少々〜」はお待たせする時間に短い印象があり、言葉の雰囲気に明るさがあります。
「しばらく〜」は、落ち着きがでます。

どの言い方が良いとか、良くないとかいうことではなく、その店のこだわりが共有化されていると、お客様に言葉の奥に秘められている心が伝わっていくのではないでしょうか。


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