言葉遣い

語尾にごしと語尾はっきり

「語尾にごし」と「語尾はっきり」について、書いてみたいと思います。

な〜に「語尾にごし」って、と思う方もいるでしょう。
なんてことはない。今つくった言葉です。(^^ゞ

さて「語尾にごし」とは、語尾をしっかりと言わずに、にごしてしまうような言い方です。
な〜んだ。そのままじゃない、と思う方、そうです。そのままです。

もう1つは、既におわかりだと思いますが、語尾はっきり、つまり語尾まではっきりと話す言い方です。

語尾までしっかりと話しましょう、というのが基本です。
ですが、語尾まで言うと、かえってきつく聞こえてしまう時があります。

基本があるということは、そうではないこともあるということです。

例えば、お客様のお見送りで
「気をつけてお帰りください」
と言うのと、
「お気をつけて……」
ではどのような違いを感じるでしょう。

「気をつけてお帰りください」
まで言ってしまうと、何だか余韻が残らないような気がしませんか。
またお客様によっては、子供じゃないんだから、気をつけて帰るのは当たり前、などと感じる方もあります。

「お気をつけて……」は、何を気を付けたらいいのかはっきりと言っていません。
曖昧ですが、逆に聞き手は想像が膨らみます。

この「語尾にごし」の言い方は、お客様を目の前にしている時は、案外効果的です。
顔を見ていると、相手の視線・表情、言葉のトーンなどから、より想像が膨らむからです。

これが電話になると、相手の表情が見えないため、耳で聞く言葉のニュアンスのみから、
言いたいことを聞き取る必要があります。
そうなると、言葉の最後を言わずに濁してしまうと、相手の気持ちがわかりにくくなるのです。

電話では、文の最後まできちんと言うことが大切でしょう。

ただ、親しい人との会話であれば、相手のことをよく知っているので「語尾にごし」であっても効果的な会話が出来ます。

今回の事例の場合は、「語尾にごし」であってもあまり問題はないかと思いますが、
常に語尾をしっかりと言わない人がいます。

「何名様で」
「お日にちは」
「どこに」
などと、不完全文で言うと、相手は、きつく感じてしまったり、何が言いたいのかわからないと思われたりします。


「語尾にごし」と「語尾はっきり」

場面に応じて、相手に応じて使い分けると、効果的のように感じます。


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