社内接客 総合編

売らない販売

今、使っているメガネでは、新聞の字が読みにくくなったということで
90歳を超える父と一緒に、眼鏡店に行った時のこと。


いろいろと検眼してもらった結果、
目自体の問題で、度数があまり上がらないことがわかりました。


販売員の方は、

「少し見やすくなるということはありますが、
一度、眼科の先生とご相談いただいき、それからでも良いように思うのですが」

などと、ソフトに父に言っていました。


付き添いで行った私は、眼鏡の清掃と調節をしてもらいました。
このあたりは、最近のメガネ店では、多くの店で行われているサービスだと思いますが、
お客様が多いと、いろいろな面が省かれていく傾向のある中で、きちんと対応してもらいました。


最終的に、何を購入することもなく、この店を出ました。


私は、近々、この店で眼鏡を購入します。
丁寧な検眼、印象の良い言動が、しっかりと目の中に焼きついたからです。

P.F.ドラッカーのエッセンシャル版「マネジメント」基本と原則(ダイヤモンド社)の中に、

マーケティングが目指すものは、顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、
おのずから売れるようにすることである。

とあります。


この販売員の方は、検眼を丁寧に行い、現状の顧客を理解し、
眼鏡という製品とサービスを顧客に合わせました。

売ろうとはしていません。
ですが、必ず買うという顧客をゲットしました。


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