接客・応対

ちょっとした感動

◇◆◇ お土産 ◇◆◇

ある和菓子店の社長が会社に来られました。
この社長、いつも自社の和菓子を手土産に持ってきていただけるのです。
毎回、看板商品の酒まんじゅう。
「社長、ありがとうございます」
といつものように挨拶し、そのまんじゅうを受け取った途端、

「温か〜い」\(^o^)/

と思わず言ってしまいました。
顔もなぜか満面に笑み状態です。

いつもは、午後の3時以降にいらっしゃるのですが、今回は、午前中。
会社を出る時にできたてを持ってきていただいたようです。

このまんじゅうをスタッフに分けたのですが、その都度全員が、
「あたたか〜い」の第一声。
「できたてを持ってきたから」の一言。

こういう時は、よく言う「ありがとうございます」の言葉よりも、かえって感謝の気持ちが伝わるのではないでしょうか。

社長から「温かいよ」と先に言われると、
「気配りの押しつけ」になってしまいがちですが、黙って渡すところがいいですね。
さりげなさは、心が温かくなります。



◇◆◇ セロハンテープ ◇◆◇

女性スタッフの1人が、
「これ、見てください」
と言って見せてくれたのが、商品を購入した時、その商品を入れるための紙袋でした。

パッと見た時、ただの白い紙袋。
見せるほどのものかと一瞬思いましたが、スタッフは、その袋の口部分を止めるために使われていたセロハンテープを指差しました。
よく見ると、桜の柄のテープなのです。

本人いわく
「ちょっと感動しちゃいました」
いつものセロハンテープから、この時季だけのテープへ……。

ちょっとしたことですが、お客様に喜んでもらいたいという表れの1つ。
気づかないお客様もいますが、そのさりげなさに感動するお客様もいます。

わかるお客様にはわかる。

ちょっとした、思いがけないことは、
「気遣いしました、わかるでしょ」というような、押しつけがましいことよりも、
心がポッと温かくなる感じがします。


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