経営者・教育担当者編   

メタ認知

今日は、ひらめき脳 茂木健一郎著 新潮新書 よりご紹介します。

▽以下、引用 ……………

スランプがひらめきを生む。

リラックスが必要な一方で、ずっとぼんやりしているのではひらめきが生まれないことも、また事実です。
やはり、緊張と弛緩のメリハリが重要であるということは、私たちの経験に照らしても明らかでしょう。
(中略)
いずれにせよ、人間は、ある程度追いつめられなければ、本当のひらめきを起こすことはできないようです。
(中略)
ひらめきで重要なことの一つに、「メタ認知」というものがあります。

メタ認知とは、自分の置かれている状況を外から客観的にみる能力のことです。
メタ認知がきっかけとなって、ひらめきが起こるということも多いのです。
つまりスランプに陥った時、いかに自分の置かれている状況を客観的に眺めることができるのかが重要になるということです。

またスランプの状態にあるということは、追い詰められているということでもあります。
当然ファイマンのように、その状態から脱出するため、ひらめきの必要性も増してきます。
ひらめきを人生の知恵と考えると、スランプに陥った時こそ、ひらめきが必要とされる、
あるいはスランプの時こそ、ひらめきやすくなると考えることもできます。

困っている時、スランプの時、アイデアを欲している状態こそが、ひらめきを生む土壌なのかもしれません。

…………………………

先日ある会合に参加すると、前年対比で半分以下の売上になったという社長とお話をしました。

売上が下がってきたら、何かの手を打たなければならない。
今では、食品・アクセサリーまで広げて、この難局を乗り切ろうとしている、
というようなお話をうかがいました。

たぶん、このような状況になっていなければ、他の業種に手を伸ばすこともなかったでしょう。

ですが、何かをしなければ、会社の倒産をまぬがれない。
そういう時に、知恵が出てきます。

「メタ認知」という点ですが、自社を、自分を、客観的にみる能力は、とても重要と感じます。
ですが、気付かないうちに、自分のことを棚に挙げて、ということが多いのではないでしょうか。

井の中の蛙ではありませんが、中にすっぽりとはまっている状態では
第三者の目でみることができません。
そこから出て客観的にみることで、いろいろな気づきが出てきます。

このメタ認知能力の高い人は、現状把握力も高いということになりそうです。

会社の、自己の、現状、良い点・問題点を把握することで、
ひらめき、アイディアにつながっていきます。

トップが、「メタ認知」でもって、変革しなければならない時ともいえそうです。


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