x 刷り込み 株式会社モニターユ


経営者・教育担当者編   

刷り込み

「刷り込み」について書いてみたいと思います。


ウィキペディアから、少し引用します。
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刷り込み(すりこみ)とは、
動物の生活史のある時期に、特定の物事がごく短時間で覚え込まれ、
それが長時間持続する学習現象の一種。
刻印づけ、インプリンティングとも呼ばれる。

この現象を指摘したのは、イギリスの博物学者ダグラス・スポルディングで、
後にドイツのオスカル・ハインロートが再発見した。
ハインロートの弟子であるコンラート・ローレンツは研究を続け著作で大衆化した。

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鳥は卵が孵化した時、最初に見たのが人間であれば、その人間を親と思ってしまう、という話です。

これを、実社会でみてみましょう。

入社した人が、仕事のやり方を、最初に誰に教わったかで、その人のその後に大きな影響力があります。
最初に間違ったことを教わると、間違っているとは思わず、そのままやってしまいます。
それが正解だと思ってしまうのです。

そこまでならまだよいでしょう。
他の人に指摘されて変更することができます。
ですが、間違ったことを覚え、それが癖になってしまうと厄介なことになります。

それこそ、わかっているけど止められない状態になってしまいます。

また、立ち居振る舞いを学ばせたいのか、考え方を学ばせたいのかでも、
最初に誰に教わったかで、その後が決まります。

例えば、立ち居振る舞いを学ばせたいと思ったら、
見本となる人に教わった場合と、そうではない人に教わった場合とでは、大きな差が出ます。

「いらっしゃいませ」一つとっても、
きれいに発声している人に教わるのと、指導者自身が「いらっしゃいませ〜」と言っている人に教わったのでは、
当然差が出てしまいます。
語尾を伸ばす上司に指導されたら、語尾を伸ばす言い方になってしまうのです。


考え方もそうです。

小さなことは、いちいち気にするな、という上司と、
小さなことをこだわる上司の下では、考え方も違ってきます。

指導の仕方がうまい上司の下では、
次に入社してくる人にも、この上司から教わったことが伝授されていきます。


インプリンティング。新しく入った人を誰に任せますか?


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